加齢や激しい運動により、関節は徐々に弱ってきます。
中でも膝の関節は、体重を支える部位であり、歩くことに大変重要な役割を担っています。
この「関節」を若い状態で維持することで、
「健康な関節は歩くことを支え、歩くことで
筋肉や骨を丈夫にし、丈夫な骨や筋肉で関節を強くする!」
というプラスのサイクルが
出来上がります。
スマイルカンパニーは、ひとりでも多くに方々が
「健康な関節から始まる快適ライフ」を手に入れることができるよう、関節炎の原因や症状、改善方法などに関する情報を、できるだけわかりやすくお伝えしていきたいと考えています。
変形性膝関節症は、骨と骨の間でクッションとなる軟骨がすり減ったり、欠けたり、ヒビが入ったりして、その破片が関節内の組織を傷つけることが要因となって関節に炎症が起きたり、関節が変形したり、骨と骨が直接ぶつかったりして痛みが生じる疾患です。
軟骨組織が変性する要因として、
関節内のタンパク質分解酵素(軟骨の主要成分でタンパク質の一種である非変性2型コラーゲンを分解する)病原性T細胞(血液中のリンパ球の一種で、免疫系に関わる働きをする)などが活性化することで、軟骨破壊が促され、症状が進行すると考えられています。
また、変形性関節症では、常に関節軟骨の破壊と再生が同時に行われながら、徐々に破壊が進行します。
本来、軟骨はすり減っても軟骨細胞よって再生修復されるのですが、老化により新陳代謝が低下したり、肥満により体重が増加したりして、関節軟骨の磨耗が進行してしまうと、変形性関節症になります。
このように、なんらかの原因で
関節軟骨の破壊と再生修復のバランスが崩れることで、変形性関節症は発症します。
現在、膝の今骨がすり減る変形性膝関節症の有病率は50歳以上の女性で75%、男性で54%にも達すると言われています。
(有病率とは、ある時点での、人口に対する患者数の割合のことで、調査時点で治癒していれば、数には含まれません。)
加齢、膝・腰・股関節などへの荷重(運動負荷)、肥満、外傷など。
痛み、はれ、関節が動く範囲が狭くなる、など。
関節軟骨には血管も神経もリンパ腺もないことから、初期段階で違和感を感じることはあってもあまり痛みを感じません。
そのため、変形性関節症の症状は、本人も気づかないうちに何年もかけて進行し、そのまま放置しておくと、徐々に痛みを感じるようになり、やがて手足の自由が奪われ、日常生活に支障が出るようになります。痛みがひどい場合は人工関節が必要になることもあることから、発症する前に予防への取り組みが大切です。
関節リウマチとは、免疫異常により関節を取り囲んでいる滑膜が炎症を起こし、痛みやはれ、朝のこわばりなどを起こす病気です。進行すると、関節の変形をきたします。
関節軟骨は、水分を除くとおよそ80%が非変性2型コラーゲンで構成されているのですが、免疫異常が起きることで、この非変性2型コラーゲンを、「異物」として認識し、免疫反応を起き、関節に著しい炎症反応を起こすことが原因のひとつと考えられています。
関節リウマチでは、初期症状として滑膜に炎症が起こり、進行すると軟骨や骨の破壊を引き起こします。進行とともに関節を動かさなくても痛みが出てきて、ひどい場合は一日中その痛みが続く場合があります。
免疫異常のほか、細菌やウィルスの感染、過労、ストレスなども影響します。
こわばり、痛み、はれ、関節変形などのほか、息切れ、だるさなどが表れる場合もあります。
最初は滑膜の炎症から始まり、朝のこわばりなどの症状が出ます。進行すると、軟骨や骨などにも影響が出るようになり、やがて関節破壊、筋肉の萎縮などにより、変形します。
現在では、関節炎を予防、改善するための様々な治療方法が存在します。
しかし、多くの関節炎治療は一時的に炎症や痛みをを抑える対症療法的なもので、残念ながら根本的な治療には至っていません。
関節炎治療の基本となるものです。関節炎を予防するためには、日々の生活での行いに注意し、関節への負荷を軽減する減量や、適正な体重の維持が重要です。
また、筋力アップも効果的です。
しかし、痛みやこわばりがあるのを我慢して運動を続けると、かえって症状を悪化させてしまうことがあるので注意が必要です。
痛みやはれなど、関節炎の主な症状を緩和するために用いられます。
主に非ステロイド性抗炎症剤(NSAID)、COX-II阻害剤、副腎皮質ホルモン剤(ステロイド剤)、抗リウマチ剤(DMARDs)、鎮痛剤などが、内服薬や外用薬、坐薬として使用されています。
これらは関節炎の炎症や痛みを抑える対症療法的な効果が中心で、原因そのものに対する効果はあまり期待できません。
また、作用の強いものの場合、胃腸障害、頭痛、めまい、腎機能低下などの副作用が心配されるものもあります。
そこで、最近ではこのような薬剤以外にグルコサミンやコンドロイチンなどが配合された栄養補助食品を使用している人が増えてきています。
これらの栄養補助食品には、薬剤のような即効性はありませんが、副作用がなく、継続して使用できる点で有用です。
しかし、これまで市販されてきた栄養補助食品は、1日あたりの摂取目安量が2~3gであったため、粒数では6~10粒となり、毎日摂取するには量的に負担が大きいものでした。
そこで、1日あたり40mg摂取で効果が期待できるUC-II(非変性2型コラーゲン含有)など、新しいタイプの栄養補助食品が登場しています。
理学療法は、温熱療法やマッサージですが、通院回数が多くなることから関節炎患者にとっては負担となる場合があります。また、症状が進行してしまっているとあまり効果が期待できないので、他の療法との併用が必要となります。
痛みのために歩行が困難になったり、日常生活に大きな支障があるときに用いられます。
高額な費用や、長期に及ぶ回復期間が必要となります。
高齢者の入院は、筋力の低下や全身の衰弱などの弊害が懸念され、必ずしも生活の質の向上には役立っていないのが現状です。